何をするかより誰とするか
私は以前、大手SIerに所属していました。
成果第一で業務に取り組み、最後は取締役として多くの方と仕事で関わってきましたが、その時強く感じたのが「人の壁」でした。
どんなに高い技術や豊富な知識を持つ人が集まっていたとしても、同じ方向を向いていなければ力を発揮できず、それどころかお互いの道を阻む壁となってしまうのです。
私は仕事において、「何をするか」はもちろん大事ですが、それよりも「誰とするか」がより重要なのではないかと考えています。
嫌いな人と食べる高級フランス料理と、好きな人と食べるファーストフードであれば、後者を選ぶ人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
そうして会社という存在を考え直した時、働く人一人ひとりが飾らない自分で居られ、心置きなく力を発揮できる環境があれば、もっといい世の中にできるのではないか?と思ったんです。
仕事にも遊びにも新しいことを、そして“ワクワク”を
また、人が持つ力をより発揮できる環境を突き詰めていくと、機械のように仕事をして「仕事の喜びが見えない会社」や、働く人が経済的に安心できない「不安な会社」にもしてはいけない、という思いが強まりました。
これは、以前の会社で私が感じた後悔や失敗に対して「同じ轍を社員に踏んで欲しくない、踏ませるような会社にしてはいけない」という気持ちも原点になっています。
個々のもつ技術が集まり、皆でプロフェッショナルになれるのが会社です。
働く環境が変われば、仕事の結果も当然変わりますし、仕事以上に大切に思える事が見つかるかもしれません。
だからこそ、これから新たに入られる方にも、ぜひ働きやすい仲間と一緒に楽しく仕事をやってもらえたら嬉しいですね。
代表取締役社長 渡邊一平